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解体から完成まで
工事の現場・確定できない工事費の場合
木造住宅の内部改装の場合、詳しい図面が残っていないことが多くあります。
そのため既存の壁、床、天井を解体してから工事の方法を考えることもあります。
問題は工事開始前に工事費が確定できないことにありますが、この計画の場合、隠れ
て見えず、事前の調査もできない部分について概算の予算を別に立て、始めの契約金額
を低く抑えることで合意ができました。
このような場合、概算部分の費用確定は内部解体工事が終わったときに工事方法を決め
て見積もりが出され、契約金額との合計をチェックすることになるのが普通です。
耐震補強、シロアリ対策、断熱対策など、見えない部分が最新のものに生まれ変わり
その上で新しいデザインが実行されことになります。
工事に関る人たちの努力は最後になって始めて目の前に現れます。
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